- 楽天経済圏とは何かわかる
- 楽天経済圏を活用するメリット
- 反対におすすめできない方の特徴
楽天経済圏とは、普段利用しているサービスを楽天にできる限りまとめて楽天ポイントを活用しながら生活することです。
例えば、普段の買い物を楽天市場にしたり、支払うときのクレジットカードを楽天カードにして楽天ポイントを獲得し、普段の買い物を楽天ポイントで支払います。
- 生活費を抑えたい・固定費を安くしたい
- サービス管理が楽天グループでまとまり簡単になる
- 楽天経済圏は、サラリーマンにおすすめとわかる
内容が気になる方は、ぜひ最後まで読んで下さい。
年収400万円でも、年間12万円以上、楽天ポイントを獲得しているしんまちが解説します。
楽天経済圏とは?
楽天経済圏とは、楽天グループが展開するサービスを中心に生活することです。
- 楽天市場でネット注文。楽天カードで支払い。
- スマートフォンの契約も楽天モバイル
- 旅行に行くときは楽天トラベルで予約する
楽天グループのサービスは幅広く、利用すればするほど「楽天ポイント」として還元されます。
利用するサービスにもよりますが、1〜10%ポイント還元を受けることも可能です。
また、毎日の生活で楽天グループのサービスを利用し楽天ポイントを貯める→貯まったポイントで楽天グループのサービスを利用する。というサイクルを作ることもできます。
SPU(スーパーポイントアッププログラム)とは?
楽天経済圏で楽天ポイントを効率よく貯める上で欠かせないのが「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」です。
SPUとは、楽天グループの各種サービスを利用することで、楽天市場で買い物したときにポイントが上乗せされる仕組みです。
楽天市場で買い物する場合、通常は100円につき1ポイント貯まりますが、SPU対象のサービスを利用して条件達成すれば、ポイント還元率が最大16倍(16%)まで上がります。(2023年8月現在)
対象となる楽天サービス
サービス名 | SPU倍率 | 達成条件 | |
1 | 楽天モバイル | 最大3倍 | ①楽天モバイルのプラン「Rakuten UN-LIMITET Ⅶ」契約ダイヤモンド会員:3倍ダイヤモンド会員以外:2倍②スーパーホーダイ・組み合わせプラン契約:1倍 |
2 | 楽天モバイルキャリア決済 | 0.5倍 | 月に2,000円以上の料金を支払※Android端末のみ対応 |
3 | Rakuten Turbo/楽天ひかり | 1倍 | Rakuten Turboまたは、楽天ひかりを契約 |
4 | 楽天カード | 2倍 | 楽天カードを使用し楽天市場で買い物 |
5 | 楽天プレミアムカード | 2倍※通常楽天カードと合算され4倍 | 楽天プレミアムカードを使用し楽天市場で買い物 |
6 | 楽天銀行+楽天カード | 最大1倍 | ①楽天銀行口座で楽天カード利用代金の引落をする:0.5倍②①を達成し、買い物の前月に楽天銀行で給与・賞与・年金を受取る:ポイント0.5倍 |
7 | 楽天証券 投資信託 | 0.5倍 | 当月30,000円以上のポイント投資(投資信託)※楽天ポイントコースとマネーブリッジの設定が必要。※投資で1ポイント以上利用すればOK |
8 | 楽天証券 米国株式 | 0.5倍 | 当月30,000円以上のポイント投資(米国株式、円貨決済)※米株積立および買付手数料無料の海外ETF除く※楽天ポイントコースとマネーブリッジの設定が必要。※投資で1ポイント以上利用すればOK |
9 | 楽天ウォレット | 0.5倍 | 暗号資産を現物取引で月に30,000円以上購入(ポイント交換含む) |
10 | 楽天トラベル | 1倍 | 楽天トラベルで月1回5,000円以上予約し、2ヶ月後末日までに利用。※バスの予約は対象外 |
11 | 楽天市場アプリ | 0.5倍 | 楽天市場アプリから買い物する。 ※2023年9月1日に終了予定。 |
12 | 楽天ブックス | 0.5倍 | 月に1回、1,000円以上買い物する。 |
13 | 楽天Kobo | 0.5倍 | 電子書籍を月1回、1,000円以上買い物する。 |
14 | Rakuten Pasha | 0.5倍 | ①「トクダネ」で合計300ポイント以上獲得。②「きょうのレシートキャンペーン」で10枚以上審査通過。 |
15 | Rakuten Fashionアプリ | 0.5倍 | Rakuten Fashionアプリで、Rakuten Fashion商品を月1回以上買い物する。 |
16 | 楽天ビューティ | 0.5倍 | 月1回3,000円以上利用する。※クーポン割引後の税込金額 |
楽天経済圏の一部ですが、SPU対象サービスだけでも全部で16種類。
多岐にわたっていることがわかりますね。
【メリット】楽天経済圏でどれくらいお得になるか
- 楽天ポイントが貯まる・便利に使える
- サービスの管理が簡単にできる
- 固定費が削減できる
- 生活費が削減できる
- キャンペーンやセールが豊富
楽天ポイントが貯まる・便利に使える
楽天経済圏の一番のメリットは、楽天ポイントを貯めやすく、便利に使えることです。
- 楽天グループのサービス、SPUを活用することで楽天ポイントが効率的に貯められる。
- 貯まった楽天ポイントを楽天サービスの支払いに使える。
- また、楽天ポイントが効率的に貯まる。
こんな好循環を生むことができます。また、楽天経済圏なら貯まるのはもちろん楽天ポイントだけですので、ポイント管理が簡単です。
サービスの管理が簡単にできる
楽天グループのサービスは、楽天会員のIDで連携できるので、管理がとても簡単です。
他社サービスをいろいろ登録してしまうと、IDやパスワードがわからなくなりがち・・・管理が簡単になりますね。
固定費が削減できる
楽天グループのサービスには、「楽天でんき」「楽天ガス」「楽天モバイル」など、普段の生活でかかせないインフラ系サービスも揃ってます。
これらのサービスは、料金も安いうえ、楽天ポイントも貯まるので、固定費削減に繋がります。
さらに、各サービスの支払いには楽天ポイントが利用可能。ポイントを使い切りやすくなります。
生活費が削減できる
楽天市場には、生活品から食料品まで、日常生活に必要なものがほぼ揃ってます。
先ほど紹介したSPUでポイント還元率を上げて楽天市場で買い物をすれば、ポイント還元で食費・生活費の節約が可能です。
ネット通販のため、重いものやかさばるものを購入して自宅で受け取るようにしましょう。そうすれば、スーパーに行くことも減って買い物が楽になります。
キャンペーンやセールが豊富
楽天サービスは、キャンペーンやセールが豊富で、ポイントが貯まりやすいです。
おすすめのキャンペーンを紹介します。
- 毎月5と0のつく日はポイント+5倍
- 5と0のつく日に、楽天市場での買い物がポイント+5倍。
- お買い物マラソン
- 楽天市場で月に1〜2回の不定期開催。買い回ったショップ数に応じて、最大10倍のポイント還元。まとめ買いするのがおすすめ。
- 楽天スーパーセール
- 楽天市場で年4回開催。買い回りでポイント最大10倍になったり、半額アイテムが多数登場したりととてもお得。
キャンペーンはエントリーが必要な場合が多いので、買い物前にチェックが必要です。
楽天経済圏の【デメリット】
とてもお得な楽天経済圏ですが、デメリットもあります。下記内容について注意しましょう。
- 買い物しすぎる
- 余計なサービスを利用してしまう
- 有効期限が短い期間限定ポイントがある
買い物しすぎる
楽天経済圏では、「ポイントが貯まるから」「セールで安く買えるから」と思ってしまい、必要ないもの以外の買い物をしてしまいがちです。
いくらポイントが貯まるといっても、無駄なものばかり買っていては支出が増えてしまいます。
普段の生活で楽天を活用することを忘れずに、自制心が必要です。
特に楽天市場は、スマホで気軽に利用できるため、つい購入してしまいます。「これは本当に必要か」と一度冷静に考えないといけませんね。
余計なサービスを利用してしまう
楽天グループのサービスに惑わされて、普段なら使わないようなサービスについ加入してしまうことがあります。
本当に自分にとって必要なサービスかどうか、よく考えましょう。
生活コストを下げるために楽天経済圏を利用しているのに、不要な楽天サービスを利用してしまって支出が増えてしまったら本末転倒です。
実際、私も全てのサービスを利用しているのではないので、SPUも7〜8倍ぐらいです。
有効期限が短い期間限定ポイントがある
楽天経済圏で貯まる楽天ポイントには期間限定ポイントがあります。
- 通常ポイント:楽天サービスを100円(税抜)利用するごとに1ポイント貯まる。有効期限は最終利用日から1年間。
- 期間限定ポイント:SPUやキャンペーンで還元率がアップした分のポイント。有効期限は、基本的に付与月の翌月末(最大2ヶ月間)。
楽天経済圏を活用する場合、獲得するほとんどのポイントは「期間限定ポイント」になります。
有効期限が1〜2ヶ月と短いため、ポイントを使用することを忘れて、失効していたということにならないようにしましょう。
楽天経済圏の注意点
デメリットの他にも注意点もあります。下記内容に注意して下さい。
- セールやキャンペーンには、事前エントリーが必要
- 楽天ポイントに獲得上限がある
- サービスの改悪がある
セールやキャンペーンには、事前エントリーが必要
楽天サービスでは毎月いろいろなキャンペーンをやっていますが、ほとんどが事前エントリーが必要です。
キャンペーンの条件を満たしていたとしても、エントリーしていなかればポイントを獲得できません。
「エントリーをする」のクリックを忘れずに!
サービスの改悪がある
楽天サービスは、SPU条件の改悪などが行われることもあります。
- ポイント付与対象が税込金額から税抜金額に変更(2022年4月1日〜)
- ポイント獲得が実質10%減
- 楽天モバイル
- プラン改定により「1GBまで0円」が廃止(2022年7月1日〜)
楽天サービスはお得であることに変わりありませんが、今後もこういった見直しが行われる可能性はあります。
また、他にも〇〇経済圏はあります。
- ソフトバンク経済圏
- ドコモ経済圏
- au経済圏
楽天経済圏を活用しつつも、他の経済圏の利用も視野に入れたりすることも重要です。
楽天ポイントに獲得上限がある
楽天市場のSPUは最大16倍ものポイント還元がありますが、各サービスごとに獲得できるポイント数に上限があります。
会員ランクやサービスによって異なりますが、基本的に月間5,000ポイントが獲得上限です。
楽天市場で月50万円以上ぐらい購入しないと、獲得上限には届かないので、生活必需品ぐらいを買っている方は、そこまで気にしなくても大丈夫です。
楽天経済圏を活用するコツ
メリットやデメリットを解説しましたが、楽天経済圏は上手く使わないと損してしまうこともあります。
楽天経済圏を活用するコツを紹介します。
- セールやキャンペーンを上手く活用する
- SPUのためにサービスを利用しようと思わない
- ポイントがもらえるからと不要なものは購入しない
- 楽天ポイントは現金と同じものと考える
セールやキャンペーンを上手く活用する
楽天市場のセールやキャンペーンを上手く活用して、ポイントを多く獲得できるようにしましょう。
- お買い物マラソン
- 毎月1〜2回開催。買い回りを行うショップ数に応じてポイント還元率がアップします。
- 5と0のつく日はポイント2倍
- 5と0のつく日は、ポイントが2%還元率がアップ
- 楽天スーパーセール
- 年4回開催。買い回りショップ数でポイント還元率がアップし、さらにいつもよりお得になるセール価格になったり、ポイントが多くもらえます。
お買い物マラソンとスーパーセール開催中に5と0のつく日に買い物をすればさらにポイントが多く獲得できます。
注意点としては、どのキャンペーンもエントリーが必要なところですね。忘れずにエントリーをしましょう。
SPUのためにサービスを利用しようと思わない
楽天サービスを使うほど還元率が上がるSPUですが生活に不要なものまで利用するのはやめましょう。
使わないサービスで不必要な利用料金や手数料を支払っていたら、生活費や固定費を安くしようとしているのに本末転倒です。
実際私も、楽天証券(米国株式、円貨決済)、楽天ウォレット(暗号資産取引)などは利用していないサービスなのでSPU目的でも始めてはいません。
ポイントがもらえるからと不要なものは購入しない
楽天ポイントが貯まっていくのが楽しくなってしまい無駄な商品を買ってしまうというのはよくある失敗例です。
例えば「楽天お買い物マラソン」で、買い回り店舗数を増やそうとして、ポイント還元率を上げるために不要な買い物をしてしまうというのはよくあることです。
他にも、普段本をあまり読まない方であれば、本や電子書籍の購入でSPU倍率を上げるというのも、本末転倒になってしまいます。
ポイントが増えて楽しくなってしまうこともわかりますが、その分出費も膨らんでいることを忘れないように、計画的に利用しましょう。
楽天ポイントは現金と同じものと考える
楽天ポイントは、ただのポイントだからあまり気にせず使っても大丈夫と考えてしまいポイントをたくさん使ってはいけません。
楽天経済圏の目的は、ポイント還元によって生活費を下げて生活できるようにすることです。楽天ポイントも現金と同じものだと考えて、生活に必要なものになるべく使うようにしましょう。
楽天ポイントは使い道がたくさんありますので、しっかり使い切るようにしましょう。
楽天経済圏はこんな方には向かない
メリットがたくさんある楽天経済圏ですが、楽天経済圏を利用しないほうが良い方もいます。
- 買い物することが少ない方
- ポイント欲しさに買い物を多くしてしまっている方
- ポイントを持っていて、無駄に買い物をしてしまっている方
買い物することが少ない方
楽天カードを使ったり、楽天市場などで買い物する方は、多くのポイントを貯めていけますが、あまり買い物をしない方はなかなかポイントを貯めずらいです。
小さいお子さんがいる家庭では、おむつを購入したり、家族が使う食料品や日用品をポイントアップのタイミングでまとめ買いしたり、ポイントを利用して購入したりなど家計の節約に繋げている方も多いと思います。
しかし、そういった食料品や日用品などを購入することが少ないとSPUのポイント還元が高まらないなど、楽天経済圏のメリットを受けることが難しくなります。
ポイント欲しさに買い物を多くしてしまっている方
楽天ポイント欲しさに不必要なものを購入してしまっては、本末転倒です。
本当に欲しいものを購入するようにしましょう。
楽天経済圏のはじめ方
まずは楽天カードの契約からはじめましょう。
楽天カードは、通常のカード決済で1%の高還元クレジットカードです。
また、楽天市場のSPU対象サービスでもあり、楽天カードで決済すると3%にポイントアップします。
楽天カードのことを詳しくしりたい方は、こちらも読んでみて下さい。
楽天経済圏【まとめ】
楽天経済圏とは楽天グループが展開するサービスを中心にして生活することです。
- 楽天市場のSPU(スーパーポイントアッププログラム)で、ポイント最大16%
- 楽天経済圏の活用するコツは、セールやキャンペーンを利用する
- 楽天経済圏のはじめ方は、楽天カードの契約から
楽天市場のSPU(スーパーポイントアッププログラム)で、ポイント最大16%
SPU(スーパーポイントアッププログラム)とは、楽天グループの各種利用することで、楽天市場で買い物したときにポイントが上乗せできる仕組みです。
- 楽天モバイル
- 楽天カード
- 楽天銀行
- 楽天証券
- 楽天Kobo
全部で16種類で、全て条件達成すると楽天市場での買い物で16%の楽天ポイントがつきます。
楽天経済圏の活用するコツは、セールやキャンペーンを利用する
楽天市場で上手く買い物するには、SPUの他にセールやキャンペーンも上手く活用しましょう。
- 毎月5と0のつく日は、ポイント+5倍
- 5と0のつく日に、楽天市場での買い物がポイント+5倍
- お買い物マラソン
- 月に1〜2回の不定期開催。買い回ったショップ数に応じて、最大10倍のポイント還元。
- 楽天スーパーセール
- 楽天市場で年4回開催。買い回りでポイント最大10倍のポイント還元と、割引アイテムや半額アイテムが多数販売されたりと、とてもお得。
楽天経済圏のはじめ方は、楽天カードの契約から
ここまで読んで楽天経済圏で生活してみたくなった方は、まずは楽天カードの契約からはじめましょう。
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しかも、今なら楽天カードの申し込みで5,000ポイントももらえます。
楽天カードについてもっと知りたい方はこちらの記事も読んで見てください。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
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